こんにちわ。釈です。 この度は公開が遅れましたことをお詫び申し上げます。 はじめての企画、そして編集作業にてんやわんやしておりました。 ですが大変だったことも確かですが、やはり文章が音声となって動き出す瞬間はなんともいえない快感があります。これも一重にキャストの皆様のおかげです。 この場をお借りしてもう一度お礼申し上げます。 さて、今回のボイスドラマ制作にあたり、脚本も書かせていただきました。 テーマとしては「ほのぼの青春」です。中学生の彼らが織り成す「普通」な日常。ちょっとした出来事。そういったことを表現したいと思ってました。今回は加えて、「ヒロユキ」の過去を１話分使って描きました。過去を描くことで、現在の彼らの関係性が堅いものだと知ってもらいたかったからです。今回は初めての制作ということで、あまり長期化せず、４話（30分）にとどめましたが、本当はもっといろいろやりたかったです。双子の過去編とか、先生の恋愛話とか。ちょっと構想はあったんですが、さすがにできるかどうか不安だったので今回はあきらめました。 企画したのが２月。ロゴと絵師を募集したのが３月。 たくさんの応募をいただき、すごく嬉しかった記憶があります。 絵師のMさんはすぐに決まりました。自分自身が描いていたイメージと絵が一致して、「これだ」と思いましたね、あの時は。 そこで完成記念としてMさんがお描きになったいろいろな絵を公開させていただきます。 まずは初期に使っていたコレです。 バナーにも使っている絵なので、僕としては馴染みありますが、この絵には頭の中に描いていた彼らがそのまま描かれています。 いやぁ、すごく爽やかですね。 それと、トップ画のラフ画です。Mさんから頂きました。 こちらはTOP画像の清書版。 素晴らしいとしか言いようがありません。 これもMさんがお書きになったヒロユキと春日……、いやいやケンジです。 かわいいチビキャラですね。春日のそこ、空いてますか？ あと、TOP画を見ると分かりますが彼らが通う学校の制服デザインもしていただきました。 それに加え、なんと校章もサービスで作っていただいていたんです。 それがコレ。 いやはや、ありがとうございます。 さて、さんざん初制作と言ってきましたが、台本制作も初なわけでございまして。 これも苦労しました。声優さんに見やすい台本はどのようなものか。 それを考えた末に出来上がったのがこちらです。全て公開しちゃいます。 EP_001 EP_002 EP_003 EP_004 それぞれの台詞に対する、そのときの心境、状況などをこと細やかに記してあります。 逆に、声優さんにとっては拘束されたようで大変だったかもしれません。ですが、やはりスタジオで録音しているわけではないので、他の声優さんとの連携を考えたときに、情報はあるに越したことはない、と思いました。できるだけ細かく描くことで、より感情移入しやすく出来れば、演技の手助けになればとこのような形になりました。 ですから、台本を見ながら聞いてみる、と言うのも案外楽しいかもしれません。 声優さんのアドリブもありますから、それを探してみるのもいいですね。 音楽に関しては、大方はいろいろな方の作品を使わせていただきましたが、少しだけ自分で作っちゃいました。本当は全部作りたかったんですが、やはり欲張っちゃいけませんね。なんでもかんでもやろうとすればいろいろ抜けてくるものです。 ちなみに僕の曲は、第２話でヒロユキとトモキがケンジを尾行するとき（店の外）に流れていた曲です。ま、どうでもいいか。 つらつら書かせていただきましたが、今まで本当にありがとうございました。 また、近々新しいものをつくりたいとも思っています。構想はあるんですが「トモダチ」が終わったばかりなのでまだ何も書いてませんが。 それではまたいつかお会いしましょう！ 2010年1月23日 釈　南次